Tuesday 7 April 2009

お散歩の力

犬を飼い始める前、買い始めた当初は、犬はオフリードでがんがん走ることが出来ないと満足しないと思っていた。 しかし、犬の行動心理を勉強しているうちにその考えが変わった。犬は群れで一緒に歩くことにとても満足感を感じるようである。 オフリードで森を走り回ったとき、身体的には疲れても興奮してしまってその後落ち着きが無いことがある。(勿論オフリードで遊ぶのも楽しいと思うが) しかし、リードで40分から1時間ほど一緒に歩いた後は、ちょっと小腹を埋め、お水を飲んでぐっすり寝ている。

先日のチャリティーウォークでも、ホームからトレーニング中の犬が参加していたが、最初はちょっとナーバスであったのにもかかわらず、一緒に歩き始めてしばらくすると落ち着き、周り(初めて会った人間や犬)にも興味を示し始めた。 犬は一緒に歩くことによって、周りを仲間と認知するようである。 社会経験の少ない犬をトレーニングするには、いきなり犬と接近させず、一緒に他の犬とリードでお散歩をし、その後、落ち着いたところでお互いの臭いを嗅がせたりするのが効果的のようだ。

犬にとって、一緒に歩く事がどれだけ意味のあることかを見にしみて感じる今日この頃である。

下の写真は去年8月、スコットランのハイランドにてベン・リネスの山頂を目指したときのもの。

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